建築雑誌/2018年12月号
ツイートメモです。
福岡への機内で建築雑誌18年12月号を読んだ。
— 渡邉 明弘 Aki-Watanabe (@Akkun_Nabechan) 2018年12月14日
今回の特集は
①建築のレコード・マネジメント
②デジタル・ヴァナキュラー
の2本立て
設計業務のデジタライズが進むとともに、竣工後の維持・管理や将来的な改修がますます重要となる時代に、相応しい建築のつくりかたを探すための補助線を引く内容。 pic.twitter.com/VLDpQ5GGTj
特集①では、自身の設計・施工業務のみならず「将来的なメンテ・再生の基礎資料を今正に自分は作成中なのだ」という設計者・施工者の自覚の必要性や、情報公開へのハードルが繰り返し指摘され、海外事例が紹介される。
— 渡邉 明弘 Aki-Watanabe (@Akkun_Nabechan) 2018年12月14日
これまで設計の出発点といえば敷地を読むことだったが、建物がより長寿命化・大型化・複合化する今後、建物のアーカイブスがコンテクスト同様に設計の重要な手がかりになると思われる。
— 渡邉 明弘 Aki-Watanabe (@Akkun_Nabechan) 2018年12月14日
情報自体が価値になり、情報の生産・維持管理の方法が問われる時代に。
再生を主に手掛ける身としては大変共感。
特集②では❶土着的なデジタル建築と❷アノニマスな生産行為について論じられる。自立分散的な生産体制による地産地消・自産自消がもたらす新しい風土の創造。
— 渡邉 明弘 Aki-Watanabe (@Akkun_Nabechan) 2018年12月14日
その世界は(おそらく)少数の「メタアーキテクト」により構築されたシステムと、「ネット×デジファブ」という単一の技術で支えられている。
ここで、コンビニの出現により多様化したかに見えた世界を「実は単一のシステムに支えられた均質な社会」と指摘した伊東さんの言葉が頭をよぎる。「土着的なデジタル建築のアノニマスな生産」が奪回する多様な風景は、表層の多様化と深層の単一化がさらに加速した世界を表象するのかも知れない。
— 渡邉 明弘 Aki-Watanabe (@Akkun_Nabechan) 2018年12月14日
最後の伊東さんの本はこのどっちかだったかな。
では、また!
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