再生建築の全てを解説するブログ

 既存を活かすからこその価値を😃

再生建築のメリット(5)廃材がでないのでエコ

建設分野はC02排出量が多い
日本のCO2排出量はアメリカ、中国、ロシアに次ぐ世界第4位を誇ります。また、国民1人あたりのCO2排出量は世界平均の約2倍にもなります。


下のグラフは国内全体および建築分野のCO2排出量を示しています。(日本建築学会 建物のLCA指針より)

国内全体の実に1/3を建築分野(建物の資機材製造・建設・改修・運用までの)のCO2排出量が占めていることが分かります。建築分野、めっちゃC02出してる。建物をつくるにはもの凄くたくさんのモノが作られ、使われます。当然、それら全てのモノを作ると環境的に負荷がかかります。


再生建築はCO2の排出量が少ない
再生建築では躯体を有効活用するため、躯体を作る必要がありません。躯体の材料となるコンクリートや鉄筋を消費しないため、その分だけCO2の排出量が減ります。さらによくよく考えてみると、躯体をつくるというのはコンクリートや鉄筋を使うだけではありません。コンクリートを打ち込むには型枠を組む必要があります。型枠にコンクリートを流し込むにはポンプ車が必要です。工事現場にセメントや水を運ぶのもトラックです。そういった途中のほぼ全ての段階でC02が発生します。再生建築ではそういった躯体をつくるためのもろもろの工事をカットするため、C02発生量を抑えることができます。


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