再生建築の全てを解説するブログ

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20代のうちに読んで良かった本

いやー寒いですね。こんな時は家に引きこもって読書でもしましょう。
ということで、20代の終わりを迎えつつあるぼくが、20代で読んどいて良かったなという本をご紹介します。


■自分のアタマで考えよう byちきりん

ご存じの方も多いと思う、ちきりんさん。
ハッとさせられる視点を提供してくれます。


「自分のあたまで考える」とはどういうことか、コレ読むとよーく分かります。


ぼくも「情報として得た知識」をそのまま「自分の思考」と勘違いしていたなーと気付かされました。
この本ではそこから抜け出すこと、もっと言えば自由になるためのヒントをもらうことができました。



■自分の中に毒を持て by岡本太郎


「幸せではなく歓喜を」「迷ったら危険な道を選べ」など、ぼくを勇気づけてくれる言葉があふれています。
人間らしく生きるためのバイブルみたいな本です。



■昭和史 by半藤一利

おもしろくなかった学校の授業のような本ではなく、歴史のストーリーがすっと頭に入ってくる本です。
何が、どうして、どうなっって、それが何の引き金になって・・・。
歴史は損得と感情でうごくものだって昔どこかで読んだけど、そんな感じで読める歴史書です。



■口語訳古事記

「近代はまだいろんな出来ごとがあるけれど、古代はもはや年号をひたすら暗記するだけという謎の修行」だみたいに思ってる方は、ぜひこれを読んでみましょう。1300年も語り継がれてきた日本誕生の物語が読めるっていいと思いません?


現代思想入門


とりあえず現代(ここでは第二次大戦ごろ以降のこと)の思想界で、だれがどんなことを言っているのかを知るのにおススメ。


青木淳 JUN AOKI COMPLETE WORKS|1| 1991-2004 by青木淳


デザインについてのバイブルのひとつ。機能的なモノづくりから脱却したいと思うようになったきっかけでもあります。


ノルウェイの森 by村上春樹


ぼくの20台前半は村上春樹を読みふけった時期でもありました。
その中で何度も繰り返し読んだのがコレ。


限りなく透明に近いブルー by村上龍


一見するとセックス・ドラッグ・暴力の描写がなんの脈絡もなく綴られているだけのような、異様な小説ですが、この本の本当のメッセージはAll you need is LOVE。世界は愛なんだというこんなに温かい本もないな、とぼくは思っています。
ちなみにこの本を手に取ったぼくは当時23歳で、村上龍さんがこの本を書いて芥川賞を受賞してデビューしたのも同じく23歳ぐらいだったはず。同い年でこんなことろできる人間がいるんだと衝撃を受けた作品でもあります。


カラマーゾフの兄弟 byヒョードルドストエフスキー


村上春樹が絶賛していたという理由で読んだ本。
文学の最高傑作と言われており、村上春樹もこんな小説を書きたいと言っていたのをどこかで読んだ気が。
とにかくむっちゃ長いw


生物と無生物のあいだ by福岡伸一


デカルト的な機械論とは異なる視点をもらった本です。



■東大で教えた社会人学

大学に入って一般教養的な講義で紹介されてたので、生協かどっかで買って読んんだ本。
たしか理学・工学部の学生向けに書かれた本で、「技術オタクになっても生きてはいけないよ」というメッセージの本だったと思います。
まだまだ終身雇用の神話が息の根を止められていない世の中だったなぁ。そういう意味では次のワーク・シフトの方が今の時代にあっているのかも知れません。



■ワーク・シフト


けっこう過激なことが書かれていますが、ぼくとしては遅かれ早かれこのような未来が待っているだろうと思います。


「ゼネラリスト→連続スペシャリスト」「孤独な競争→みんなでイノベーション」「金儲けと消費→価値ある経験」という3つのシフトを提唱しています。




では、また!



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