アキヒロワタナベの再生建築について

 既存を活かすからこその価値を😃

アンドレアス・グルスキー展

新国立美術館で開催されている、アンドレアス・グルスキー展に行ってきたのでその感想。



グルスキーと言えば、いま世界で一番作品が高く取引されている写真家です複数の写真をデジタル加工して合成しているのかな?画面の隅から隅まで等価にピントが合わされた平面的な空間が、作品の特長です。まるでモーリス・ドニの絵画を見ているみたいです。

モーリス・ドニ「木々の中の行列」



グルスキー「ライン川

ある作家や作家のグループに焦点を当てた展示会に行くと、時代を追って作品が展示されることが多いですね。しかし今回の展示会では時代も作風もテーマもばらばらな作品が隣り合って並べられている。最初期の作品のとなりが今話題になっている作品だったりする。逆に通常だと一列に並べてあったり1つの部屋にまとまって展示されたりするような、ある作品群は、会場中にちりぢりに配置されています。

まるで、ちょうどグルスキーの写真のモチーフになっている「99セント」の店の商品や「カミオカンデ」の光の粒のひとつひとつみたいに、作品もそれ自体は意味持たないただの粒で、それが集まって一つの何か集合をつくるみたいに、作品たちが等価に扱われているような感覚になりました。


★★★


いつも気になるのだけれど、
この多焦点というか、フラットっていうか、
全体を構成している焦点の全てに等価に視点が合っている作品って何が最初なんだろう?