前回までの話
再生建築のポイント1/遵法性の確保
再生建築のポイント1/遵法性の確保 その2
再生建築のポイント2/遵法性の確保
再生建築のポイント3/コスト
新築に比べてもの凄く工事が早く終わります
前回のエントリで書いたように、
再生建築では既存の躯体を活用するため、新たに躯体を作る必要がありません。
これは、
- 既存の躯体を壊す時間 を省略できる
- 新たに躯体をつくる時間 を省略できる
という点で
2重に時間を省略できることを意味します。
投資した資金を早期に回収できる
工事期間が短いことによるメリットは何と言ってもこれだと思います。
余程のことが無い限り、建物の工事を行う際は銀行から借り入れをすると思いますが、
工事期間(=建物を使うことが出来ない期間)も、金利が発生します。
借り入れ資金は出来るだけ早く返すことが原則ですが、
工事が早く終わればそれだけ建物を早く使いはじめられます。
福利の場合は特に有効ですね。
建物に入居できない期間が短い
これは2つの面でメリットがあります。具体的には
- 自宅の場合:仮住まいを必要とする期間が短くなる
- 賃貸ビルの場合:賃料収入がなくなる期間が短くなる
1つめはお金が出ていく期間が、
2つめはお金が入らなくなる期間が、
それぞれ短くなるのです。
以上、今日は
再生建築が新築に比べて
- 早く工事が終わる
- 投資した資金を早期に回収できる
- 入居できない期間が短い
というお話でした。
では、また!