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【耐震診断】特定緊急輸送道路の沿道建築物はもうすぐ助成制度が終わります


前回、前々回と続けて特定緊急輸送道路の沿道建築物についてです。

出展はコチラ


もらえる助成金の内容


例として世田谷区を調べてみました。



耐震診断


【助成額】以下のうち低い額

  • 実際に耐震診断に要する費用
  • 助成対象基準額(以下のうち高い額)
    • 延べ面積×助成基準単価(延べ面積×助成金単価※)
    • 面積により
      • 延べ面積が1000m2未満:延べ面積×3600円/m2
      • 延べ面積が1000m2以上:延べ面積×1030円/m2+257万円

ただし、延べ面積が3000m2以上のときは5/6を上限とする。


※助成基準単価

  • 延べ面積1000m2以下の部分:1030円/m2
  • 延べ面積1000m2〜2000m2の部分:1540円/m2
  • 延べ面積2000m2〜の部分:2060円/m2


【助成対象】
今年度末までに耐震診断が完了するもの



耐震補強設計


【助成対象事業費】以下のうち低い額

  • 実際に補強設計に要する費用
  • 助成対象基準額(延べ面積×助成金単価。耐震診断と同じ)


【助成額】面積により以下のいづれか

  • 助成対象事業費が〜450万円の場合:助成対象事業費×5/6
  • 助成対象事業費が450万円〜900万円の場合:助成対象事業費×1/2+150万円
  • 助成対象事業費が900万円〜の場合:助成対象事業費×1/3+300万円


【助成対象】
今年度末までに補強設計が完了するもの



耐震改修工事


大きく2つに分かれます。


■延べ面積が〜5000m2または分譲マンション


【助成対象事業費】以下のうち低い額

  • 実際に補強設計に要する費用
  • 助成対象基準額(延べ面積×助成金単価)


【助成額】面積により以下のいづれか

  • 助成対象事業費が〜9000万円の場合:助成対象事業費×5/6
  • 助成対象事業費が9000万円〜1.8億円の場合:助成対象事業費×1/2+3000万円
  • 助成対象事業費が1.8億円〜万円の場合:助成対象事業費×1/3+6000万円

■延べ面積が5000m2〜


【助成対象事業費】以下のうち低い額

  • 実際に補強設計に要する費用
  • 助成対象基準額(延べ面積×助成金単価)


【助成額】面積により以下のいづれか

  • 助成対象事業費×1/6


※助成基準単価

  • 一般的な工法・・・48700円/m2
  • 免震など・・・82300円/m2


【助成対象】
今年度中に工事着手するもの



いまのうちにやったほうが良いです。
助成制度も今年度までですから。



※上記の内容は抜粋版です。本当の金額はきちんと調べる必要があります。詳しくはコチラをどうぞ。



では、また!



はじめましての方へ

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