再生建築の全てを解説するブログ

 既存を活かすからこその価値を😃

再生建築の見学会をします/「検査済証のない建築物に係る指定確認検査機関を活用した建築基準法適合状況のためのガイドライン」に従って再生

勤務先の事務所で進めているプロジェクトの見学会を行います。


検査済証のない建築物に係る指定確認検査機関を活用した建築基準法適合状況のためのガイドラインに従って検査済証を取得する予定です。


もしよろしければお越しください。


以下、HPより引用



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本計画は、

  1. 昭和44年に新築、その後
  • 昭和50年に増築された築45年の診療所併用住宅を

2世帯住宅へ用途変更を行い、耐震補強を行うリファイニング計画です。


当建物は老朽化も進行していることから、オーナーは、建替も含めて検討した結果、既存不適格部分を維持ができ、コスト削減、環境負荷低減につながり、バリアフリー化も可能となるリファイニング建築の手法を選択されました。


計画内容としては、1階ピロティを室内化、2、3階バルコニーの新設、内装外装の一新、床段差解消・エレベータ新設によるバリアフリー化、現行法令へ適合させるための各種工事等を行います。耐震補強計画で今回の大きな特徴は既存建物2棟の一体化です。その他柱の新設、既存梁の鉄骨補強、袖壁補強により耐震指標Is値を0.6以上を確保します。


行政対応としては本建物は検査済証が存在せず、建設時以降に施行された昭和50年の第二種高度地区指定による高度斜線制限、昭和52年の日影規制について既存不適格となっておりましたので、平成26年7月に施行されたガイドラインに従い建築基準法適合状況報告書12条5項報告書、許可申請書、建築確認申請を行いました。建物全体にて10月末日に検査済証を取得予定です。


見学会では解体工事が完了し、補強工事と補修工事の施工状況をご覧いただけます。
また、竣工時にも見学会を開催する予定でございます。


万障お繰り合わせの上、是非ご参加下さい。



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では、また!