中古ビルを再生(遵法性&耐震性の確保)したうえで利活用する、という前提で
「こんな不動産は買うべきでない」というものを一部ピックアップしました。
是正できないほどの違法部分があるもの
建物そのものを大がかりに解体することになります。
- 集団規定に関するもの(高さ制限、建ぺい率、容積率など)
- 躯体に関するもの(鉄筋の不足など)
躯体の状況が悪いもの
耐震性や耐久性が不足する原因となるものです。
- コンクリート強度が低すぎる(RC造)
- 鉄筋が腐食している(RC造)
- 躯体が腐食している(S造、木造)
現行の規定に遡及できないもの
既存不適格の維持はみとめらず、現行規定に適合させないといけない。
けれども、現行規定に適合させることが物理的にできないor適合させると事業的に成り立たない。というものです。
- 2つの直通階段が必要になる
- 避難バルコニーが必要になる
→どちらも貸付面積が大幅に減少
事業性のないもの
投資した金額(設計・工事の費用)を家賃で回収できないものです。
- 新築・築浅でも賃料相場が低い
- そもそも不動産が余っている
世間はハロウィンですね。
ハロウィン前夜の渋谷駅前の様子。仮装した人がたくさん行き交っています。昨年の渋谷でのスナップはこちら https://t.co/PIgMsTw7Rd pic.twitter.com/OvxZDplztG
— Fashionsnap.com (@fashionsnap) 2015, 10月 30
では、また!
はじめましての方へ
- 自己紹介:ぼくのことと再生建築について
- スタートのきっかけ:新築じゃない。でもリフォーム・リノベ・コンバージョンでもない、僕の仕事について
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