なんだかんだ1年間続きました。ということで、今年のアクセス数TOP10を振り返ります。
1. 「検査済証なし」でも問題なし!ーとっくに確認申請を出す方法は整備されている−
堂々の1位はコレ。いま書いているのがちょうど140本目の記事なのですが、
この記事だけでアクセス数の20%以上をたたき出しています。すげぇ。
2. 【TPP】建設業界はこう変わる
10月5日にTPPが大筋で合意されたことを受けてアップした記事。
おお。ついに!
“@nhk_news: TPP合意内容 コメの新輸入枠は年間7万トン http://t.co/zGm71r29ho #nhk_news”
— 渡邉明弘@再生建築 (@Akkun_Nabechan) 2015, 10月 5
TPPが合意されたことの結果として、
- 新興国の企業がある工事を受注して、自国の安価な賃金労働者を引き連れて一気に工事するようになる。
- 先進国の企業がある工事を受注して、日本のメーカーや町工場が下請けとして工事に参加する
- 事前に料亭とかに行ってモニョモニョやるという謎の(と海外からは思われているであろう)ローカルルールが駆逐される
みたいなことを予想しましたが、どうなることやら。
国立競技場なんかでは、まだ「国内の工事(=仕事)は国内の業者が分け合う」という前提で
オジサンたちが綱引き合戦をしていると感じたり。
今の時代、海外勢はペリー提督みたいに堂々と開国を迫ることはしないみたいです。
開国させられたと気付いた時には既にマーケットを丸ごと持っていかれてた、なんてことにならないよう、これ読みましょう。
- 作者: 半藤一利
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2012/10/29
- メディア: 文庫
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3. ホテルの耐震性ー鬼怒川のホテル倒壊から考える
50年に1度の大雨で鬼怒川が氾濫し、その影響で河沿いにあるホテルの一部が崩落しました。
幸い人的被害はなかったみたいですが、こんなのは氷山の一角で、
耐震性や安全性が不足しているけれどもそれが顕在化していないだけとうい事例は日本中に山ほどあるはずです。
なぜなら、多くのホテルが昔の耐震基準で設計・建設された「旧耐震建築物」だから。
そもそも、ホテルや旅館の耐震性不足は国交省でも問題視されており、現在の耐震改修促進法では階数3および床面積の合計5,000m2以上のものは、2015年末までに耐震診断を行い、その結果を報告することが義務付けられています。
4. SDレビュー2015
若手建築家の登竜門みたいな建築賞です。
この本で猪熊さんがおっしゃっているように、「建築家の役割」が問われているということがより鮮明になった回だったなぁ。
- 作者: SDレビュー事務局
- 出版社/メーカー: 鹿島出版会
- 発売日: 2015/12/03
- メディア: 単行本
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5. 検査済証のない建物で用途変更の確認申請を出す方法
「検査済証なし」シリーズから2つめのランクイン。
6. 辞められなくなった時が辞め時
新卒時から働いていた設計事務所を、今年の9月で退職しました。大学入学と大学院進学と上京を合わせたくらいの転換でした。
「辞められなくなった時が辞め時」というのは、我ながら良い判断指標の1つだと思っています。
7. twitterに誕生日を登録すると祝ってもらえる!
これがTOP10入りしたのは意外だったなぁ。
みなさんけっこう気になるのかな??
8. 生きる意味が分からなくなったら読んでほしい ー海辺のカフカ(村上春樹)ー
読書系から唯一のランクイン。
迷ったら迷っているあなた、年末年始のお供にどうですか?
9. 検査済証は「再発行」できないけど「再取得」する方法がある
「検査済証なし」シリーズは圧巻で、なんとTOP10に3つめが入りました。
検査済証がなくても諦めるのは早い。
ここまででTOP10です。
このブログのテーマなので当たり前っちゃ当たり前なのですが、
再生建築に関する記事が最もよく読まれました。
「検査済証なし」の分野ではなんと3つもTOP10入り。
来年はこの分野を重点的に解説していこうかな・・・。
それ以外にも、ニュース、読書、SNSなど色んな分野の記事が
意外と読まれていたことが発見であり、嬉しかったことの1つです。
ありがたや。
では、また!
はじめましての方へ
- 自己紹介:ぼくのことと再生建築について
- スタートのきっかけ:新築じゃない。でもリフォーム・リノベ・コンバージョンでもない、僕の仕事について
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