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 既存を活かすからこその価値を😃

北九州で素敵なリノベマンションを売ってるよ

明けましておめでとうございます!ということでタイトルどおり、北九州で販売されているリノベマンションをご紹介。
有限会社ひまわりさん主催のオープンハウスにお邪魔してきました。


外観はこんな感じ。鮮やかなピンクが目印です。



とりあえず写真を


ダイニング

ここまで「リノベ感」を出す物件もそうそうないでしょう。それも北九州で。
躯体の梁がむき出しになってるの、分かりますか?
地方でこういったマンションが分譲されてるの、初めて拝見しました。


奥に見えるのは、集成材を仕上げに使っている壁です。
かなりラフな感じの雰囲気ですが、むき出しの躯体とこれがけっこうマッチしてます。


右にちらっとみえる黄色で塗装した壁とも相性が良かったり。



次はプランをどうぞ


こちらがリノベ前のプラン。昔ながらの4DK。今どきは求められてないプランですねぇ…。

ただ、こんな横長の形状は東京では絶対にできません。もったいな過ぎる!
逆にいえば、こんな物件はなかなか見つからないというポテンシャルをこのマンションは持っているということです。
現にこのプランでは3つの寝室とDKが南面のバルコニーに接続している。



ということで、この「横長の形状」という既存のポテンシャルを活かした、
リノベ後のプランがこちら。

各寝室は全てが南面のバルコニーに接続してます!
18帖のLDKもです!


おもしろかったのが、玄関を入ってすぐの「玄関ホール」。
廊下の壁をとっぱらってどどーんと広い空間にすることで、無駄な廊下をゼロにしています。
4.5帖の寝室とは連続しているので、SOHOのようにも使えそうです。


対照的に、寝室はきちんと天井も張って落ち着く空間になっています。




ぼくが1番いいなぁと思ったのが冒頭のこのアングル。

LDKのリビング部分から、玄関ホールの方をみたところ。
全体がワンルーム的につながりつつも、リビング、ダイニングキッチン、玄関ホールという
それぞれの部分がゆるーく分節されているという構成が良く分かります。


それぞれの部分が分節されていることは
各部分ごとに仕上が変えられていることで、表現されています。
また、部分と部分の境にはゲートのような白い縁がまわされていることで、分節がよりいっそう強調されています。


手前と奥でゲートの高さを変えていることも、上手いなあと思ったり。
梁下だとどうしても開口の高さが低くなることを逆に利用していますね。



3DK、74.49m2で1180万円


こちらが販売価格だそうです。50万円で駐車場の分譲もあります。
住宅ローンのシミュレーションでは、
月々の返済が35008円(ボーナス払いなし)*1


いいと思うけどなー。場所的にもかなり好条件の立地です。


近隣の施設をざっとあげるとこんな感じ。生活に必要なものはだいたい揃ってるんじゃないかなぁ。

  • 西鉄バス 前田 バス停 2分
  • JR鹿児島本線 八幡駅 10分
  • 済世第一幼稚園 2分
  • さくら保育園 4分
  • 花尾小学校 4分
  • 花尾中学校 10分
  • 北九州立八幡図書館 14分
  • 北九州立八幡病院 11分


今ならコーディネートインテリアも一式プレゼントみたいです。



というわけで、今年もどうぞよろしくお願いいたします。
では、また!



はじめましての方へ

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*1:会場でいただいたパンフレットより「1180万円+50万円(駐車場)・3年固定1.05%・35年借入の場合」だそうです。