いやー寒いですね。こんな時は家に引きこもって読書でもしましょう。
ということで、20代の終わりを迎えつつあるぼくが、20代で読んどいて良かったなという本をご紹介します。
■自分のアタマで考えよう byちきりん

- 作者: ちきりん,良知高行
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2011/10/28
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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ハッとさせられる視点を提供してくれます。
「自分のあたまで考える」とはどういうことか、コレ読むとよーく分かります。
ぼくも「情報として得た知識」をそのまま「自分の思考」と勘違いしていたなーと気付かされました。
この本ではそこから抜け出すこと、もっと言えば自由になるためのヒントをもらうことができました。
■自分の中に毒を持て by岡本太郎

自分の中に毒を持て―あなたは“常識人間"を捨てられるか (青春文庫)
- 作者: 岡本太郎
- 出版社/メーカー: 青春出版社
- 発売日: 1993/08/01
- メディア: 文庫
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「幸せではなく歓喜を」「迷ったら危険な道を選べ」など、ぼくを勇気づけてくれる言葉があふれています。
人間らしく生きるためのバイブルみたいな本です。
■昭和史 by半藤一利

- 作者: 半藤一利
- 出版社/メーカー: 平凡社
- 発売日: 2009/06/11
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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おもしろくなかった学校の授業のような本ではなく、歴史のストーリーがすっと頭に入ってくる本です。
何が、どうして、どうなっって、それが何の引き金になって・・・。
歴史は損得と感情でうごくものだって昔どこかで読んだけど、そんな感じで読める歴史書です。
■口語訳古事記

- 作者: 三浦佑之
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2006/12
- メディア: 文庫
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「近代はまだいろんな出来ごとがあるけれど、古代はもはや年号をひたすら暗記するだけという謎の修行」だみたいに思ってる方は、ぜひこれを読んでみましょう。1300年も語り継がれてきた日本誕生の物語が読めるっていいと思いません?
■現代思想入門

現代思想入門 グローバル時代の「思想地図」はこうなっている!
- 作者: 藤本一勇,清家竜介,北田暁大,毛利嘉孝,仲正昌樹
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2007/01/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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■青木淳 JUN AOKI COMPLETE WORKS|1| 1991-2004 by青木淳

青木淳 JUN AOKI COMPLETE WORKS|1| 1991-2004
- 作者: 青木淳,モーセンムスタファヴィ,保坂健二朗,Mohsen Mostafavi
- 出版社/メーカー: INAXo
- 発売日: 2004/10
- メディア: ハードカバー
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- 作者: 村上春樹
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/03/13
- メディア: 文庫
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その中で何度も繰り返し読んだのがコレ。
■限りなく透明に近いブルー by村上龍

- 作者: 村上龍
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1978/12/19
- メディア: 文庫
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ちなみにこの本を手に取ったぼくは当時23歳で、村上龍さんがこの本を書いて芥川賞を受賞してデビューしたのも同じく23歳ぐらいだったはず。同い年でこんなことろできる人間がいるんだと衝撃を受けた作品でもあります。

- 作者: ドストエフスキー
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2012/02/10
- メディア: Kindle版
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文学の最高傑作と言われており、村上春樹もこんな小説を書きたいと言っていたのをどこかで読んだ気が。
とにかくむっちゃ長いw
■生物と無生物のあいだ by福岡伸一

- 作者: 福岡伸一
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2007/05/18
- メディア: 新書
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■東大で教えた社会人学

- 作者: 草間俊介,畑村洋太郎
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2008/02/10
- メディア: 文庫
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たしか理学・工学部の学生向けに書かれた本で、「技術オタクになっても生きてはいけないよ」というメッセージの本だったと思います。
まだまだ終身雇用の神話が息の根を止められていない世の中だったなぁ。そういう意味では次のワーク・シフトの方が今の時代にあっているのかも知れません。
■ワーク・シフト

ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉
- 作者: リンダ・グラットン,池村千秋
- 出版社/メーカー: プレジデント社
- 発売日: 2012/07/28
- メディア: ハードカバー
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けっこう過激なことが書かれていますが、ぼくとしては遅かれ早かれこのような未来が待っているだろうと思います。
「ゼネラリスト→連続スペシャリスト」「孤独な競争→みんなでイノベーション」「金儲けと消費→価値ある経験」という3つのシフトを提唱しています。
では、また!
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