→で、役所的には800棟/年くらいのペースを想定しているとのこと。つまり、年間予算は5万円/棟×800棟/年=4000万円ということになる。それを聞いて、4000万円あれば自動で耐震診断してくれるAIとか開発できちゃうんじゃなかろうか、と思ってしまった。→#AI
— 渡邉明弘 aki-watanabe (@Akkun_Nabechan) 2017年7月17日
→なんだか自分(たち)の首を絞めることを言ってる気もするが…。あ、でも逆に鉄骨造、鉄筋コンクリート造や特殊な工法の建物みたいに2ヶ月くらいかかる高度な診断はまだまだ人間がやらなきゃいけないのかなぁ?とも思ったり。→
— 渡邉明弘 aki-watanabe (@Akkun_Nabechan) 2017年7月17日
→ちなみにその友人からは「役所的にはそんなことできひん!」と一刀両断されて終わりました。
— 渡邉明弘 aki-watanabe (@Akkun_Nabechan) 2017年7月17日
友人の立場も分かるのですが....。条件を与えられれば演繹的に答えが導かれるような作業は機械化した方が社会は豊かになると思うのですよね....。
とはいえ、ここであげている木造住宅の耐震診断は「簡易診断」と呼ばれているものです。木が明らかに腐っていないかとか、壁の量が足りているかとか、耐震性を検討するうえで必要としている情報量はそんなに多くないのですね。たぶん囲碁とか将棋より情報量は少ないんじゃないかな....。プロの技士をバンバン倒してるAI辺りだとマジで診断できちゃうんじゃないかと。
逆に、RC造、S造、SRC造とか、複雑な構造設計がなされているものなんかは当分は人間がやならきゃならんと思います。診断書も数百ページにおよぶくらいの情報量です。
人がやるべきはそういったとても機械には扱えないくらいの情報量があって、人間の直感とか仮説の構築力が必要とされる部分になってくるのかなぁ、なんて思っています。