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【ニュース】大手=安心という幻想から脱出しましょう

ひとつ前のエントリで紹介した事例は、三井グループによる施工・販売がなされたものでした。
業界大手の販売・施工なのにこんなことが起こるのか、と思いましたが、よくよく思い出してみると大手の業者による施工ミスや不正による欠陥建物は結構つくられています。
以下、一部をピックアップしてみます。



地盤調査をせずにつくられて傾いたマンション


今日ニュースになった物件です。

【事業主体】

【概要】

  • 建物を支える杭の一部が強固な地盤に届いておらず、建物がわずかに傾斜していることがわかった。
  • 杭工事をめぐり、虚偽のデータが記録されていたことも判明。
  • 横浜市などは建築基準法違反の疑いがあるとみて調査を始めた。

販売・設計・施工で最強トリオでつくった南青山の欠陥億ション


昨年のはじめに話題になりましたね。

【事業主体】

【概要】

  • 東京都港区南青山7丁目に建設中の高級マンションが、工事の不具合により販売中止・契約解除の事態に。
  • 事業主は契約解除に際して購入者に手付金を返し、迷惑料を支払うなどの対応をとる。
  • 配管や配線を通すための「スリーブ」という貫通孔が、設計図の通りに入っていなかった。

杭の施工ミスで傾いたマンション

【事業主体】

【概要】

  • 住友不動産が2003年に分譲した横浜市内のマンション「パークスクエア三ツ沢公園」の全5棟中、B南棟が傾斜していた。
  • 同社が調査をしたところ、B南棟で8本、隣接するB東棟で1本、合計9本の基礎杭が支持地盤に届いていなかった。
  • そもそもは渡り廊下の手すりがずれていたことなどを不審に思った管理組合が14年3月、ボーリング調査を実施。その結果、一部の基礎杭が支持地盤に届いていない疑いが浮上した。

大手=安心という幻想


いかがですか?
結局大手の業者だろうが、町の工務店だろうが、きちんろやっているかどうかは人ぞれぞれみたいです。
信頼できる人かどうか、自分の目で確認することが大事なのだと思います。



では、また!



はじめましての方へ


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