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再生建築の背景/建物ストックがあまりはじめた

新しいシリーズ。


空き家対策に国が本腰を入れてきた

先日のエントリでも触れましたが、さまざまな場面で空き家の増加に伴う諸問題が指摘されてきました。国としても行政が空き家の増加に伴う諸問題の解決が出来るように、また課税対象を把握するために、空き家対策特別措置法が今年の5月26日に施行されました。






空き家はどんどん増えている


下記のグラフを見てください。これは空き家率の変遷を時系列で並べたものです。



*1

空き家がどんどん増加していることが一目瞭然ですね。このように、今の日本では住宅ストックは余っているのです。つまり、数のうえでは住宅の数は足りているということです。2011年ごろから日本の人口は減少に転じたとされていますが、一節によると、世帯数も近い将来、減少に転じると予想されています。人口も世帯数も減少していくのであれば、住宅があまっていくのは必然です。


以上、今回は
・今の日本では住宅ストックはあまり始めている
・大きな理由のひとつに人口および世帯数の減少がある
というお話でした。


では、また!

*1:統計局HP 平成25年住宅・土地統計調査特別集計より