新しいシリーズ。
空き家対策に国が本腰を入れてきた
先日のエントリでも触れましたが、さまざまな場面で空き家の増加に伴う諸問題が指摘されてきました。国としても行政が空き家の増加に伴う諸問題の解決が出来るように、また課税対象を把握するために、空き家対策特別措置法が今年の5月26日に施行されました。
「住宅:空家等対策の推進に関する特別措置法関連情報 - 国土交通省」 http://t.co/s4e8puFSRE
— 日刊旧建築 (@alterbau) 2015, 5月 27
【話題】全国で増殖する「放置された空き家」 倒壊寸前の建物を「強制解体」するための新制度はじまる http://t.co/H7mUyxvwpU
— ツイナビ (@twinavi) 2015, 6月 1
【空き家は減るのか?】全国で急増する空き家。今月、新たな空き家対策を盛り込んだ特別措置法が全面施行されました。空き家問題は解決するのでしょうか。http://t.co/hlAkGg2Qjl #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) 2015, 5月 28
近隣迷惑の“危険な空き家”強制撤去も 特措法施行
http://t.co/YArUEW0BNr pic.twitter.com/B2TLtsM9Hy
— テレ朝news (@tv_asahi_news) 2015, 5月 26
空き家はどんどん増えている
下記のグラフを見てください。これは空き家率の変遷を時系列で並べたものです。
空き家がどんどん増加していることが一目瞭然ですね。このように、今の日本では住宅ストックは余っているのです。つまり、数のうえでは住宅の数は足りているということです。2011年ごろから日本の人口は減少に転じたとされていますが、一節によると、世帯数も近い将来、減少に転じると予想されています。人口も世帯数も減少していくのであれば、住宅があまっていくのは必然です。
以上、今回は
・今の日本では住宅ストックはあまり始めている
・大きな理由のひとつに人口および世帯数の減少がある
というお話でした。
では、また!
*1:統計局HP 平成25年住宅・土地統計調査特別集計より