なんかちょっと前にも同じようなことを書いた気がするのですが、思い立って書いておきます。
施主はやっぱり同年代
先日こんなことをつぶやきました。
アラサー駆け出し設計事務所のクライアント
— 渡邉 明弘 Aki-Watanabe (@Akkun_Nabechan) 2018年10月28日
▼世代の傾向
・依頼の相談は同年代が多め
・成約率も同年代ほど高い
▼こんなことしてる人が多い
・昔からの友人
・若い会社
・起業や事業継承した人
30代半ばに向けて上記以外のセグメントにも照準を合わせて行きたい
まさに今の自分のことなのですが、不思議と顧客は自分と同年代に集中するんですね。
というのも、実績ゼロの人間に最初の仕事を依頼してくれるのは、何だかんだ独立前からあなたのことを知ってくれている人だからです。
よっぽど人間関係が多彩な人でない限り、アラサーサラリーマンの人脈は同年代に集中するのだから、最初の施主は自ずと同年代になるのです。
まだ住宅の設計からはじめるつもりなの?
となると真っ先に思い浮かべる施主像は友人・知人の住宅だと思うのですが、ぼくの場合は同年代が起業してクライアントになってくれる例がちらほら。
ぼくが前職を退職したのは28、29才の頃。当時は独立した人なんて周りに1人もいなかったのですが、30代に突入するとちらほら独立する人が出てきています。そういうところから仕事の依頼が来るとはまったく想像していなかった。いとありがたし。
大学時代の友人が家業を継ぐ決心をした旨の連絡くれた
— 渡邉 明弘 Aki-Watanabe (@Akkun_Nabechan) 2018年10月18日
喜びつつ中学時代のある友人を思い出した
2人とも
・九州男児
・学生時代常に「○○長」
・東京で働き結婚
・奥さん農家
・家業が建設業
・長男で事業継承が使命
・実家は継ぐが建設業に興味なさげ
・得意分野で自分の会社も作る
共通点ありすぎ
しかし28で会社を辞めて独立した頃はある意味孤独だった
— 渡邉 明弘 Aki-Watanabe (@Akkun_Nabechan) 2018年10月18日
それ自体は心細くも寂しくもなかったけど、最近は同年代の事業者との出会いが少しずつ増えて、楽しい
先輩が笑いながら話す過去の失敗談ももちろん勉強になるが、同年代は正に同じ様なステージに立って同じ様な緊張感を共有できる相手
駆け出しの設計事務所として「友人の自宅を設計する」というパターンは昔に比べて減ったけど、「美容師の友人が開業するのでサロンの内装を考えて欲しいと頼まれた」みたいなパターンは昔より増えているんじゃないでしょうか。
現代版「建築家すごろく」的なものも見えてくる気がしないでもない。ウチだけなのか他の事務所もそうなのか、分からないですけれど.....。
宣言すること
そうそう、独立にあたって何よりも大事なことは、独立することそして仕事を欲しいと宣言することです。
「最初の仕事が決まったら独立しよう」と思っている人に設計を依頼しようとする人は世の中にはいません。 ぼくはあまりはっきりしなかったので、もっとズバッと言っとくべきだったと少し後悔しています。
独立1発目の仕事といえば、
— 渡邉 明弘 Aki-Watanabe (@Akkun_Nabechan) 2018年10月29日
・コンペ獲る
・家族や友人知人の自宅
・自邸
・大学のプロジェクト
こんなところだろうか。色々あるけど、どれも共通することが1つあって、それは
「独立してからじゃないと誰も本気で相手にしてくれない」
という点です。
独立してからやってみて良かったのは、スタッフを早めに雇ったこと。
【独立の最初期にやって良かったこと】
— 渡邉 明弘 Aki-Watanabe (@Akkun_Nabechan) 2018年10月17日
▼
1人目のスタッフを出来るだけ早く雇うこと
前職時代に貰ったアドバイスで、やってみたら結果、ぼくも完全に同意する
経済的には不安かもしれないが、スタッフ入れると不思議と仕事が増えるものである
作業速度はもちろん、議論ができると仕事の質も上がる
正直当時のぼくはそこまで人手を欲してはいなかったのですが、不思議と手が増えると仕事も増えるものです。たまたまなのかはまだまだ分からない部分もあるけれど、順調に仕事は増えて行きそうです。
これから就活する学生さんたちへ・・・
おまけです。
いまの大学2年生とか修士に進む予定の4年生とかって、ちゃんと知ってるのかな?#就活ルール #就活 / 「就活ルール」指針廃止 きょう正式決定へ 経団連 (NHKニュース) #NewsPicks https://t.co/mjYJnhmpk1
— 渡邉 明弘 Aki-Watanabe (@Akkun_Nabechan) 2018年10月11日
これから就活を控えている大学生の人たちが分かっておいた方が良いのは、「人手が集まる企業ほど採用を後ろ倒しにする」ということ。
— 渡邉 明弘 Aki-Watanabe (@Akkun_Nabechan) 2018年10月11日
昭和・平成の時代で大手>中堅>中小の順で内定が出ていたのは、
大手以外の会社は大手より先に内定を出しても、学生は後から内定を出した大手に流れていたから。
就活ルールが廃止されるのは、大手企業にとって就活ルールが有利な策じゃなくなったから
— 渡邉 明弘 Aki-Watanabe (@Akkun_Nabechan) 2018年10月11日
もっと言うと、就活ルールを守らず先に内定を出しているスタートアップ企業に、優秀な学生を獲られる(採られる)ようになったから
ぼくが大学生だった10年前は予想だにしなかった
これからもっと変わるよ
必要とか不要とかもはや意味なくて、なくなることは決まってるのだから、
— 渡邉 明弘 Aki-Watanabe (@Akkun_Nabechan) 2018年10月11日
なくなった就活市場でいかに内定を勝ち取るのかを、大学生の皆さんは必死に考えるべきです。 / 大学生の7割、「就活日程ルールは必要」 (ITmedia ビジネスオンライン) #NewsPicks https://t.co/Oqnv8nQX31
ブラックな労働環境だと判断できること。そう判断したら早々に辞めるという行動ができること。できれば学生のうちに、遅くとも20代前半で身に付けたい力。#就活 #バイト / 自腹買い取り、突然の... #NewsPicks https://t.co/KaD5owKI8u
— 渡邉 明弘 Aki-Watanabe (@Akkun_Nabechan) 2018年10月11日
とは言え実績やスキルの蓄積ができない職場はたとえホワイトな労働環境であっても長期的に考えるとると不利。
— 渡邉 明弘 Aki-Watanabe (@Akkun_Nabechan) 2018年10月11日
特に20代の頃は潰れない程度には無理をすることがあっても能力を磨ける場所で働いた方が30代になって凄くラクになる。#就職
そういった就職先を見つけるためにも、学生の間に色んな設計事務所を覗く事が本当に大切
— 渡邉 明弘 Aki-Watanabe (@Akkun_Nabechan) 2018年10月11日
2年時は近場の事務所や大学のOBOGにアポを取ってみる
3年時は有名な事務所にトライしてみる
4年時になったら就職を意識して選ぶ#インターン#オープンデスク#アルバイト
本業&副業ではなく、複数の収入源を持つ例が増えるのではなかろうか / 副業禁止の企業は7割 「情報漏れが心配」「結果的に社員が多忙に」などの声 (ITmedia ビジネスオンライン) #NewsPicks https://t.co/dndbFWjRxU
— 渡邉 明弘 Aki-Watanabe (@Akkun_Nabechan) 2018年10月15日
世代ごとのキャリア感
— 渡邉 明弘 Aki-Watanabe (@Akkun_Nabechan) 2018年10月19日
・かつての職業感:終身雇用
・60年代生のカズ:就社から就職へ
・70年代生の中田:若くして畑違いの分野へキャリアチェンジ
・80年代生の本田:複数の肩書きを同時進行
・ / 本田圭佑と中田英寿が映すキャリア観の変化 (東洋経済オンライン) #NewsPicks https://t.co/grKoYm1SEL
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